遠い心音。すれ違う想い。

そなたに愛して貰う訳にはいかない・・・ 思いを通わせてはいけない・・・ なぜなら私の命の炎はもうすぐ尽きようとしている 幼き頃から側にいるそなたでも分からぬだろう 私は気付かれぬよう細心の注意を払ったからな 私はお前にこの思いも、命のことも 気付かれる訳にはいかぬ なのに・・・ 気持ちとは裏腹に心は私を裏切っていく・・・・ どうしようもなく、そなたに向かっている・・・ そなたが私に思いを告げてくれた時、どんなに嬉しかったことか 思わず、己の命の期限を忘れ。そなたの腕に縋ってしまいそうだった ・・・・だが、それは許されない・・。残していくことを知っていて どうして、気持ちを伝えられよう・・・ 私は手痛くそなたの思いを踏みにじった そなたの心を傷つけた 願わくば私を憎んでくれればいいと 私を殺したいほど憎めば、私が死んだときでも そなたは涙を流さずにすむであろう 私の願はただ一つ・・・ そなたが悲しまず。幸せに生きていくと言うこと・・・ そのためには私は愛すべきそなたに恨まれようとも構わぬ・・ あぁ・・・もうその時が来てしまうのか・・・ 私を連れて逝こうとする一条の聖なる光よ・・・  私の願い・・・・ それは、そなたが・・・ そなたが何時までも幸せであると言うこと・・・・ クラヴィス・・・お前が幸せであると言うこと・・・
clavis.side
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