遠い心音。すれ違う想い。
Clavis.Side
・・・・ジュリアス、お前は私が何も知らないだろうと思っているだろう
私はお前のことなら何でも知っている
お前のことで知らぬことなど無い・・・・
お前の命がもうすぐ尽きると言うことを私の水晶球が告げて来た
もうお前の命は後僅かだと・・・
知りたくもないことをコレは告げてきた・・・
告げたところで私にはどうにも出来ぬ。
それがもどかしい・・・。闇の守護聖といえど人の命を
延ばすことは出来ない・・・無力なことだ。
あと僅か・・・その時だけでもと思い私の想いをお前に告げた
だが、お前は激しく拒み私に罵声を浴びせた。
おそらく私のことを思ってしたことなのであろう・・・・
分かっている。お前の考えていることは・・・・
ふっ、苦労性のお前のことだ私のことで心を痛めた結果なのだろう
だが無駄なことだ。これくらいのことで諦めるとでも思っているのか
お前の本当の心内を知っていてどうしてそれが出来よう・・・
あぁ・・・もう迎えが来てしまうのか。
・・・・苦労性のジュリアス
・・・・本当は誰よりも皆のことを思っているジュリアス
・・・・本当は寂しがり屋で
・・・・でもそれが言えない、頑固者で愛おしいジュリアス
心配するな、ソコに逝くのが独りでは寂しいであろう
私が共に逝ってやるから・・・
幼き頃から共に居たではないか・・・お前が
・・・・お前が先に逝くことなど許さぬ
私の願い・・・・
それはお前と共にいると言うこと・・・
何時までも私の傍らで微笑んでいて欲しいと言うこと
たったそれだけだ・・・
ジュリアス・・・・お前と共にいると言うこと
それが私の願い・・・・
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