スモルニイ学園 幼稚部5

              スモルニィ学園幼稚部にも行事と言うモノが勿論存在し、幼い子供達が一生懸命頑張る。今回の行事はお 遊戯会。クラス事に衣装などを作ってダンス等したりする・・・。ジュリアス達のクラスもダンスをすること になり先生達が一生懸命教えている。  「あー、ほら。ルヴァ!もっとこう早く動かすんだよココは・・・・」  「え〜あ〜はい。」  のんびり屋のルヴァは先程からウォルターが教える振りを覚えるもテンポが合っていなく教える方は四苦 八苦していた・・・・。  「あー!!覚えんのは早くて良いケド振りが飛び飛びなんだよ!お前達わーっっ」  「うっせーなー!!ちまちまこまけーこと気にすんなよ!ゲルハルトはよぉー!」  「・・・・でも、皆合わせないとめちゃくちゃになっちゃうでしょ・・・・。」  「そっ、そうだよ。ショナ先生の言う通りなんだからね!み、見てよ。ジュリアスとオスカー・オリヴィ エ・クラヴィス・リュミエールは完璧だよ。」  ルノーが指差す方を見るとカインに教えられ完璧にダンスをこなしている5人が居た。オリヴィエがルノー の言葉を聞き大きい声で叫ぶ。  「やだ!そこのだめだめ軍団といっしょにしないでよねー☆」  「なんだよ!オリヴィエ、てめーやんのか?」  「やれるもんならやってみんさーい☆ダンスもできないくせにぃー!!ゼフェルったらかっこわるぅっ」  「くそー!オリヴィエー」  ゼフェルがオリヴィエに飛びかかりそうになった時、後ろからムズッと首根っこを捕まえて捕獲した。  「はいはい、悔しかったらさっさと踊りを覚えるんだなゼフェル」  「くそー!アリオスてめー離せよ!!」  等々外野がぎゃぁぎゃぁうるさいがジュリアスはコツコツと振り付けを覚えている。その姿を微笑ましく 眺めているカインはバシィ!と言う音が聞こえてきそうな強い視線を感じた。  「・・・・・・・?」  その視線がした方を見るとじとーっとカインを睨むクラヴィスが居た。・・・どうもカインはクラヴィスに好 かれていない。それはカインが保育士と言う職業以上にジュリアスに構い過ぎるのが理由でもあるのだが・・・  「どうしたの?クラヴィス?」  「うぅん。なんでもないよ!」    カインの時とは打って変わり「えへへ〜v」とニッコリ笑顔を見せるとクラヴィスはジュリアスに【むぎゅぅ】 と抱きついた。・・・まるでカインに見せるように・・・  「クラヴィス・・・・おどりがおぼえらんないよ・・・」  「あっごめんねぇ。ジュリアス」  「クラヴィスッッッ!!!」  とその時リュミエールの大きな声が響く。  「わたくしと言うものがありながら・・・。ウワキなんてゆるしませんからね!!」  「オイオイ、あんな言葉幼稚園のガキが何処で覚えてくるんだよ・・・」    「アリオス先生知らないんですか?ふふ・・・今時のお子様はませているんですよ・・・」  【ニィ】と笑うとジョバンニは何処かへ消えていってしまった。  「クラヴィス!わたくしと一緒におぼえましょうねv」  とグイグイと引っ張られてクラヴィスは行ってしまった。ジュリアスはそんなクラヴィスを怒るでも引っ 張るでもなく・・・・何事も無かったようにまたダンスを始める。その姿に焦ったのはクラヴィスだった。リュ ミエールにくっつくたび引っ張られるたび、ジュリアスはクラヴィスを取られまいとしていたのに・・・。  ジュリアスが焼き餅を焼いてくれている・・・それがクラヴィスは嬉しくて仕方がなくワザとしていた事も ある・・・・。いや・・・かなりワザとしていたのだ。それなのに!それなのに!今日はムシ!  「・・・・・ジュリアスゥ・・・・・」  クラヴィスが見つめてもジュリアスは知らんぷり。しかも、カイン先生と楽し気に話している。クラヴィ ス・ピンチ。将来の花嫁?が奪われてしまう!!!
続く