スモルニイ学園 幼稚部1



「わぁーん。ぜふぇるぅ・・返してよぅ。それボクのだよ〜」 「へっへぇ〜んだ。今からオレのだもんね!」 「止めろよ!ゼフェル!!マルセルに返してやれよ!」 「うっせんだよ!ランディのばぁーか!!」  マルセルから奪った飛行機のプラモデルを空に翳しその飛行機を空に走らせてゼフェルは駆けだした。 「待てよ!ゼフェル!!」  マルセルの飛行機を奪ったゼフェルをランディは必死に追いかけている・・。それを見て、ただ泣くしかな いマルセル。  ここはスモルニィ学園幼稚部。エスカレーター式で大学まである私立の学園である。ここ幼稚部の生徒の 制服は紺色の帽子・白いシャツに群青色のリボン・赤いジャケットに紺色の半ズボンといった具合の制服で ある。ここの校風は大変自由で私立だからと言って、学問優先第一ではなく心の教育・人間としての教育・・ まぁ、要するに「頭でっかちな人ではなく、心が豊な人になろう」という学園である。こんな学園でも、大 変人気がありどこぞの「ご子息」だの「ご令嬢」だのが大勢入園してくるが身分などは全く関係なく「皆平 等で」教師たちも扱っている。 「おいっ、お前たち!何やってるんだ」  銀に薄い紫のかかった髪の色をし、黒いエプロンをした青年がランディとゼフェルの前に立ちはだかった。 「ゲッ!!アリオスッ」  逃げまどう二人の襟首をヒョイと掴むとクイッと自分の方に引き寄せる。 「お前たちはまたやっているのか。全く、何でこう毎日毎日・・・・良く飽きないなぁ」  はぁ・・・と言う溜め息と共に困ったように眉を潜める。 「だってよぉー。マルセルがくれるって言うからよ!」 「違うだろ!マルセルはそんな事言っていなよ!ゼフェルが無理矢理取ったんだろ!」  そう言いながらまた言い合いを始めてしまう。そんな二人を見てアリオスは呆れてしまう。結局、この二 人は仲の良い二人でじゃれ合っているだけなのだ放っておけばいつの間にか仲直りをしていて、あれほどど うすれば良いのかと悩んでいた自分が馬鹿馬鹿しく思えるほどだ・・・。 (でも、まぁ子供ってそう言うもんだよな・・・。)  アリオスは二人の襟首を掴んだまま、考え深げに目の前でじゃれ合っている二人を見ていた。 「アリオスせんせーい!」  遠くの方で自分を呼ぶ声がした。声の下方向を見ると実習生のルノーが何やら必死な顔をして走ってくる。 「はぁ、はぁ。アリオス先生大変です。ちょっとこっちに来て下さい。」 「一体何があったんだ?」 「せっ、説明するよりも来て下さった方が早いです!」  ルノーはアリオスのエプロンを引っ張って「早く!早く!」とせっつく 「わっ、分かった今行くから。そう引っ張るなよ。」  ルノーに引っ張られながらアリオスも走り出した。
続く
               やばいわ・・この物語。出演予定人数20人越えるわ(T▽T)
                 自分で自分の首を又しても絞めてしまった感じバキッ!!☆/(x_x)
                 どうしよう本命のあの方達も出ていないし(笑)あの人達は暫し
                 お待ちを・・・。因みにここに出てくる制服は私の通っていた幼稚
                 園の制服です。うぅ・・・続くのね。また・・・
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