分かってる?
僕たちは中学3年生で・・・・まだ子供だね。でもそれでも・・・
「ねぇー手塚、日が延びたと思わない?つい前まではこの時間じゃもう真っ暗だったの
にこの時間でもまだ明るいよ・・・・」
今は7:05。部活が早めに終わって手塚は部誌を書いている。僕は手塚の真正面に座って
頬杖を付きながら手塚の指先を見ていた・・・・。
「あぁ・・・・そうだな。段々梅雨っぽくなってきたな。」
本当に何気ない会話。「信号赤だね」「そうだね」見たいにつまんない普通過ぎる会話
だけど僕にはとても嬉しい楽しい会話だった。
手塚とはクラスが違うぶん話す時間が少ない・・・。
「ねぇ・・・僕がこの間言った言葉覚えてる?」
ピタッと手塚の手が止まる
「君に【好き】って言った事覚えてる?」
「あぁ・・・」
「そう・・・良かった」
ニッコリ僕が笑うと手塚は顔を赤くして俯いてしまった・・・。
「ねぇ・・・僕はまだ子供で大人から見れば僕たちの恋愛なんて【稚拙】で真実味のない
ごっこ遊びにしか見えないと思うけれど・・・・。ねぇ手塚・・・」
俯く顔を優しく両手で包んで瞳を合わせる
「僕は君の事が大好きだからね。大人の恋愛も子供の恋愛も想う心は同じだもん・・・。
僕は君が好きだから・・・・」
「分かった・・・・分かったから・・・手を離してくれ・・・」
僕の手を離すと手塚は机に突っ伏してしまった。
「どうしたの?手塚?」
「恥ずかしいことを言わないでくれ・・・」
「恥ずかしい事?こんな事恥ずかしい事じゃ無いよ・・・恥ずかしい事ってことはさこう言
う事を言うんだよ・・・」
手塚の後ろに回って抱きしめて耳元に唇を寄せて・・・
「××××・・・・・」
「不二っ!・・・むぐっっ」
相変わらずの柔らかい君の唇は本当に心地が良くてずっと繋がっていたいと想う。
「俺は本気だよ。」
さっきよりも赤くなった顔で絶句する手塚は少しずれた眼鏡を直しながら書き終わった
部誌を閉じてポツリと言った
「・・・・・・そんなの分かってる」
手塚の言葉に笑みがもれた。
戻
ぎゃー不二が!不二が!俺って言ったぁー!!
恥ずかちぃー(*ノノ*)でもツボ( ̄i・ ̄)鼻血ブ〜ッ