温泉に行こう

−嬉し恥ずかし露天風呂編−



          「さぁ、これで荷物は完璧に片付いたよぉ〜ん☆早くお風呂に入ろうよv」            一番荷物の多いオリヴィエが一番早く荷物を片付けるのが早かった・・・。それは          (温泉って肌に良いって言うじゃなぁ〜い。早く入ってこの珠のお肌磨かなくちゃ)           と言うことらしい・・・。           「ちょっとぉ〜ルヴァまだそんな事ちまちまやってんの?ほら、こう言うのはちゃ            っちゃか、ちゃっちゃかやっちゃうの!」           「あぁ〜っ」            ルヴァの荷物をふんだくるとさっさかと片付けを始めた。ルヴァがやっていた時           よりも恐ろしい程早い・・・。(当たり前か・・・(笑))           「はいっ!終わったぁ〜。全員OKだねv全員終わったよジュリアスv」           「そうか・・・。では、行こうか・・・」               ジュリアスがそう一言、言うと年少組が騒ぎ出した・・・。              「やっほぉーい!俺いっちばーん。」           「あ〜っ!!待ってよゼフェルってば・・・」           「するいぞ!ゼフェル!!」            3人はバタバタと部屋の外に備え付けられている露天風呂に走り出した。           「走っては危ないですよ・・・。」            とリュミエールが言うけれど、どうやら聞こえていないらしい・・・。今まさに湯船に           3人が入ろうとしている・・・。           「いけませ〜んっ!」            ルヴァの即席「雑誌で拡声器」で風呂中にほわぁ〜っと声が響く・・・。           「なんだよっ!ルヴァ!!」           「そのまま湯船に入ってはいけません!身体を洗ってから湯船に入って下さい。」           「何でですか?ルヴァ様。」           「そう言う決まりなのですよマルセル。このお風呂は皆で使う物でしょう、身体を綺            麗に洗ってから入るのですよ・・・」           「そうなんですか・・・。じゃあそうします。」            ゼフェルは渋々と言った具合で露天風呂の縁から離れると髪をガシガシと荒い出し           いた・・・。            ジュリアスが風呂に入ろうと浴衣を肩からするりと落とした時、後ろから声が掛か          った・・・。           「ジュリアス、もしかしてアンタそのまんまでお風呂に入ろってんじゃないわよね」            いきなり声を掛けられ動きが止まるジュリアス・・・(そのままとはどういう事だろ           う)としばしば考え中・・・。                       「分かんないの?しょうがなわね!髪よ髪の毛。纏めないと湯船に入っちゃうでしょ」            言われてから(あぁそうか。)と気が付いた・・・。           「アタシが縛ってあげるからじっとしててよ・・。」                        オリヴィエに言われて素直に従うジュリアスだがここで1つ気になった・・。そう言え           ば私の他にも髪の長い者は居たはずだが・・・。           「オリヴィエ、他の髪の長い者は・・・?」           「あぁ。皆?クラヴィスとマルセルとリュミちゃんは自分で纏めてるよ、アタシもホラ」            言われてみれば、4人とも髪をすっきりと纏めている・・・。パチンッと音がしたかと思           うと頭をポンポンと軽く叩かれた・・・。                   「ほらっ出来たわよ・・・。」           「ありがとう、オリヴィエ・・・。」            オリヴィエは意外な物でも見たように瞳を開くと優しく微笑んだ・・・。           (へぇ〜ジュリアスってば可愛いじゃんvv)            その後ろではクラヴィスがまた超極寒ブリザードである・・・。           (オリヴィエめ!!今まさに私が声を掛けようと思っていたものを・・・余計な事をしおって)            とお怒りである・・・。ルヴァの頭のターバンを気にしている方も多いだろうと思うのでこ           こで言っておこう・・・。彼は只今ゴム製の水泳帽をかぶりに部屋の中にあるトイレで装着中           である・・・。            「早く入りましょうジュリアス様。その様な格好では身体が冷えてしまいますよ・・・」            オスカーは均整のとれた逞しい身体に白いタオルを腰に巻いてそう言った。顔は真面目           を装っているが心の中の顔は( ̄i・ ̄)鼻血ブ〜ッである・・・。両手に水と光である・・。             ジュリアスは腰にタオルを巻き付けてから、肘に引っかけていた浴衣を脱ぐ           「さぁ、行こうか・・・・」                    
(注)