ごめんなさい・・・・・・
ごめんなさい・・・・・
貴方の大切な人の名前を
俺なんかが言ったから
俺は・・・・・・貴方に・・・・・・・
【 − モノ − 九 】
「んっ・・・・んぷぅっ・・・・・・ふくちょっ・・・・」
苦しい・・・口の中に熱い舌が入り込んで息も吐けない・・・。怒らせた・・・この人
の大切な人の名前を呼んで・・・・。
さっきまでは優しい思い出の中にいたんだ・・・。父ちゃんの背中におぶさって
る夢。心臓の音がトクトク聞こえてとっても安心して気持ちが良かった・・・頬を
撫でる感触に瞳を開けると副長がいたんだ・・・。そして気が付いた今の状況。
副長の膝の間に身体を置いて横抱きにされていた・・・こんな格好沖田さんが見た
らと思うと自分でも知らず内に声に出ていた。でもそれがきっとこの人の逆鱗
に触れたのだ・・・誰だって気に入らない人間の口から大切な人の名前が出てきた
ら気にくわないだろう・・・・
「ひゃぁっ!!」
少し冷たい手が太股を撫でて鉄の幼い性器を撫でる
「ぃ・・・・やだ・・・・・やだぁ」
生きていくことに精一杯で毎日毎日精一杯で・・・自分で自分を慰めるなんて事
をしたこともなければ兄である辰之助も自らそう言うことがあること自体教え
ることは無く・・・。突然の甘い刺激に鉄の腰がピクンッと揺れる・・・
「・・・・・どうした?気持ちが良いのか・・・・クククッ」
大人の色香と余裕を見せいつもは鋭く光る瞳をすぅっと細めて自分を見つめる
土方に鉄の心臓がドキドキと鼓動を増す
いけない・・・・・
こんなこといけないのに・・・・・・
求める気持ちと拒否する気持ちがごちゃごちゃ混じる。
「ぁっ・・・・・・ひゃっ・・・いゃあ・・・・・」
頬を染めて小さな桜色の唇を半開きにして赤い舌がチラチラと土方を誘うよう
に覗かせている・・・・。もっと・・・・もっとその顔が見たくて手を淫猥に動かす
「や・・・・やだぁ・・・・ふくちょ・・・・・ぃや・・・・・ふっ・・・・ふぇっ・・・・・ひっく・・・」
幼いながらも立ち上がる性器を弄んでいると大きな瞳から涙を流し始めた
「き・・・・きらわれちゃ・・・・・おきたさんに見られたら・・・・ふくちょっ・・・嫌われ
ちゃうよぉ」
涙を流す鉄の言葉に土方は木刀で頭を殴られたような衝撃が走った
「・・・・・お前・・・・今なんて言った・・・・・」
そう言った土方の声は情けない程震えていた・・・・。
もしかしたら・・・・・・・・・・
俺は・・・・・・・・・・・
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